古寺鉱泉登山口 〜 大朝日岳 ルートの特徴
○体力的に楽である。
急な登りはあるが、1時間もずっと急な登りが続くというようなことは無く、平らな道で体力を回復させながら登ることができるので楽である。
急な登りといっても、手を使わないと登れないような箇所はない。
主な登り下りは、@小朝日岳の登りと下りA熊越の下りB銀玉水からの登り である。
地元の小学生がこのルートを日帰りで、大朝日岳までいって帰ってきます。
○大朝日岳まで最短時間で行くことができる。(昭文社 エアリアマップ −発行=1998年− より)
小朝日岳のまき道を通ればさらに時間は短縮できる。
日暮沢-ハナヌキ峰-古寺山-大朝日岳も同時間であるが、個人的には日暮沢-ハナヌキ峰は登りとしてはかなりきついと思う。
○危険な箇所が少ない。
鎖場、ハシゴ、などは全く無い。
唯一危険であると思うのが、雪が残っている銀玉水から上の登り。
滑落すると沢の方まで落ちてしまう。アイゼン等が必要
7月の上旬には雪渓が消えてしまう。
○水場が多い
大朝日岳にいくまでに、一服清水、三沢清水、銀玉水の3つの水場がちょうどよい間隔である。
しかも、どの水場もルートのすぐわきにある。
注意が必要なのは、三沢清水は200mほど先にある沢からホースで水を引いているので、6月末もしくは7月上旬にならないと使用できない。また、10月中旬もしくは10月下旬にはホースをしまうので使用できなくなります。
○迷うような箇所がすくない。
可能性があるのが、2箇所
@ガスのかかった小朝日岳山頂
ガスがなければ迷うことはないが、ガスがかかったときだけ注意が必要。
A銀玉水の上
銀玉水から登ってきた場合、きつい登りが終わってほっし、なだらかな登りとなったところで、下の写真の所にでる。
ここは右に行くのが正解。
赤い丸印がついているのだが、
ガスがかかっているとどうしても真直ぐ行ってしまう人が多い。
真直ぐいくとちょっと歩いて道がなくなってしまう。
毎年、ここで迷うひとがいるので要注意。
大朝日避難小屋方面から来た場合には分かりやすいので迷うことは無い。
古寺鉱泉から大朝日岳までの間は大場さんたちがきちんと登山道整備をしているので、登山道かな?と思うような箇所は1箇所もない。
登山道かと疑われるような道に入ってしまったら、間違っているので引き返してください。
○ぬかるみが少ない
ぬかるみがあるのは、一服清水の前とハナヌキ峰の分岐付近の2箇所。
雨が降ると、古寺山〜小朝日岳の間にもできるがたいしたことはないです。
○花が多い
古寺山付近、熊越〜銀玉水、銀玉水〜大朝日避難小屋までは多くの花が咲きます。
○登山道が整備されている。
露草でズボンがずたずたに・・・ということはありません。
大朝日避難小屋の管理人さんの大場さんと佐藤さんと大江山岳会員で登山道整備を行っております。